薄毛・抜け毛のための育毛【中鎖脂肪酸】はココナッツオイルマッサージでで頭皮環境改善!

中鎖脂肪酸は育毛対策として知られています。
この中鎖脂肪酸は髪の毛の元となる「タンパク質」を守ってくれる成分であり、髪の毛が紫外線などによる外部から受けるダメージを減らしてくれる働きもあります。

中鎖脂肪酸が多く含まれている「ココナッツオイル」は市販でも手頃に購入することができ、新陳代謝を良くする作用もあり、浸透性も非常に高く、頭皮の血行を促進する効果も確認されています。

もともと、中鎖脂肪酸は脂肪を付きにくくし、医療や介護現場でも使用される、炭素同士の二重結合を持たない飽和脂肪酸です。

飽和脂肪酸は、炭素を結ぶ鎖の長さによって、短鎖脂肪酸、中鎖脂肪酸、長鎖脂肪酸に分けられます。
中鎖脂肪酸は水に溶けやすく、融点が低い性質を持ち、母乳、牛乳、パーム油、ココナッツ油に豊富に含まれています。

今回は中鎖脂肪酸と育毛の関係を紹介します。

目次



中鎖脂肪酸の育毛に対する効果・効能・メリット

中鎖脂肪酸ですが、育毛に対する効果は、経口摂取よりもココナッツオイルなどを使用した頭皮ケアとしての効果が高いと言われています。
主にココナッツオイルを使うのが主流となります。

その効果としていかにまとめましたので参考にしてください。

頭皮環境の乾燥を防ぎ保湿し育毛に良い環境を作る

主に頭皮に使用するのはココナッツオイルになりますが、ココナッツオイルの成分の中にはラウリン酸やオイレン酸といった成分が含まれており、頭皮に潤いを与え保湿する効果があります。

特徴としては以下となります。

  • 髪の毛の成分であるタンパク質を守り外部(紫外線など)からのダメージを抑える
  • 頭皮環境の免疫力を高め、毛穴のつまり、炎症などのトラブルを予防する

頭皮が乾燥している、または間違ったケアをして炎症して頭皮環境が悪化している方はぜひ試してみてください。

ココナッツオイルは血行促進する効果があり、育毛環境を作ってくれる

中鎖脂肪酸が含まれているココナッツオイルには頭皮の毛細血管を拡張し、血行を促すビタミンEが多く含まれています。

血流が良くなることで髪に必要な栄養素が運ばれやすくなり、髪の成長が促されるので結果的に育毛に効果を発揮する可能性があります。
さらにココナッツオイルに含まれるビタミンEはアンチエイジングの効果があり、老化を起こす活性酸素を除去する効果があり、頭皮の老化を防ぎ、薄毛や抜け毛の予防にも効果を発揮します。

ビタミンEと育毛の関係については以下の記事を参考にしてください。

薄毛・抜け毛のための育毛【ビタミンE】の効果・効能!血行を促進し髪の若さを保つ!

2017年9月1日

ココナッツオイルを使用した頭皮の育毛マッサージの方法

上記の様に中鎖脂肪酸が含まれているココナッツオイルですが、どうやって頭皮に使用するのかを以下でまとめました。
主に使う場所は入浴時間となりますので、お風呂のついでにココナッツオイルを使用しましょう。

  1. 事前にブラッシングを行い、髪についた誇りを落とす
  2. ココナッツオイルを手に取り、頭皮に塗布し、指先を使って髪の根元に対しオイルをなじませる
  3. 全体的に馴染んだら、指の腹を使って頭皮全体をゆっくりマッサージをする
  4. マッサージ後に、温めたタオルを頭に巻き20分〜30分ほど置く
  5. 時間になったら、すすぎ残しがない様にシャンプーで洗い流す

中鎖脂肪酸は体脂肪を減らしダイエットにも効果がある

中鎖脂肪酸は脂肪酸の中で最も中性脂肪になりにくく、体内に余分なエネルギーを溜め込みません。

なぜなら中鎖脂肪酸は消化・吸収のために胆汁酸を必要とせず、そのまま小腸から吸収され、門脈を経由して直接肝臓へと運ばれ、素早く分解されるからです。
つまり、摂取してから効率よくエネルギーとして利用されるので、脂肪を付きにくくする効果があるのです。

中鎖脂肪酸には、血液中の乳酸の濃度を下げることによって運動による疲労を和らげ、持久的な運動能力を高める効果があるとされています。
運動持久力が高くなる理由は、中鎖脂肪酸の働きによって、脂肪のエネルギー源としての利用が高まるためです。

つまり糖質の代わりに脂肪をエネルギー源にすると、乳酸が筋肉に蓄積しませんし、1gあたりのカロリーも、糖質4kcalに比して9kcalなので効率よくエネルギーが得られるのです。

また、中鎖脂肪酸摂取が、毛kつえきちゅうのアディポネクチンの濃度を上昇させると言う試験結果もあります。
アディポネクチンは脂肪細胞から血液中に分泌されるホルモンで、糖尿病や動脈硬化を予防する効果が示されています。

さらにメタボリックシンドロームのリスクのある人が、中鎖脂肪酸を含む油を3ヶ月摂取することで、体脂肪、内臓脂肪面積、体重、ウエストが減少したと言う報告も上がっています。

中鎖脂肪酸を含む食品

中鎖脂肪酸を多く含む食品は以下となります。

  • ココナッツオイル
  • パームオイル
  • 母乳
  • 牛乳
  • ヤギミルク

中鎖脂肪酸を摂取する際の注意点

中鎖脂肪酸は加増摂取によって、下痢、嘔吐、局所刺激、吐き気、胃腸の不調、脂質欠乏などの症状が出ると言われています。
過剰摂取だけは要注意です。気をつけましょう。

また、糖尿病、肝硬変の方も摂取は控え、使用するときは担当の医師に相談することをお勧めします。
一人の考えでは決して服用しないようにしてください。

まとめ

今回は中鎖脂肪酸と育毛について紹介しました。

  • 中鎖脂肪酸での育毛は経口摂取より、ココナッツオイルなどで直接頭皮に塗布する
  • 中鎖脂肪酸は頭皮環境を改善し、育毛をしやすい頭皮環境を作る
  • 中鎖脂肪酸は頭皮の血行を促進し、毛根に栄養素を届けやすくする

中鎖脂肪酸は上記の様に経口摂取より、直接頭皮に塗布し、育毛しやすい頭皮環境を作る効果があります。
育毛をするにはまずは髪の毛が成長しやすい頭皮環境を作ってあげることが大切ですので、今回の記事で試してみたい方はぜひ実践してみてくださいね。

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