髪の毛の育毛には皮脂は必要!毛穴は詰まりません!

育毛をする上で、スカルプシャンプーを使用している方はいないでしょうか?
もし、今スカルプシャンプーをしていて、頭皮が赤かったり、何らかのかゆみがあったり、フケが止まらないなどの症状が出ていればいますぐやめたほうがいいです。

基本的に皮脂をとるヘアケアはマイナス面が多く、皮膚の育毛環境を悪くすると言われています。
実際、私もスカルプシャンプーを使っているときは、頭皮環境が悪化して、髪の毛が赤くなり、かゆみが止まらなくなってしまいました。

今回は、髪の毛の育毛をする上で、重要な皮脂の構造と働きについて説明します。

皮脂と育毛の関係を知りたい方は以下の記事も参考にしてください。

女性の薄毛の原因

育毛は髪への保湿が重要!皮脂は取り過ぎないことで毛にコシやツヤを!

2018年9月8日

目次



育毛にとって皮脂は重要!髪の毛をしっかり育てる皮脂の働き

上記でも説明しましたが、育毛をする上で、スカルプシャンプーなど皮脂を取り除くような育毛、ヘアケアはマイナス面が大きいです。
逆に頭皮の育毛環境を悪化させます。

ほとんどの方は、育毛をするためには皮脂をとって頭皮を綺麗にすることが育毛の近道だと思っています。
皮脂を取り除き、頭皮を綺麗にし多人の中のほとんどは、発毛剤や育毛剤を使ったり、育毛サロンに通っています。

しかし、それと同時に、頭皮が赤くなったり、かゆみが出たり頭皮の異常を訴える人も増えています。

皮脂をとると頭皮環境が悪くなり育毛どころか薄毛が進行する可能性がある

それでは、なぜ皮脂をとると育毛環境を悪化させるのでしょうか。

人の皮膚は何層ものバリア構造を作っており、一番外側に角質層があり、その角質層の隙間を埋めるように細胞間脂質(セラミド)があり、それらを覆うように皮脂膜(皮脂を覆っている脂で)で覆われています。

お風呂に入った時に肌が水を弾くのはこの皮脂膜のおかげです。
健康な皮脂膜は、有害物質の侵入と最近の感染を防ぎ、無駄な水分蒸発を防ぎ保湿作用があり、角質層の水分保持に役立っています。
また、汗と皮膚常在菌である善玉菌の産生物質(排泄物)と混ざり合い、弱酸性に保つことで殺菌作用を持っています。

この弱酸性は悪玉菌が増えにくくなっています。

育毛に欠かせない知識!皮脂膜は重要な保護膜であることを頭にいれておく

皮脂と汗、皮膚常在菌は人の体を守るために必要なものです。
皮脂は人が生きていくために必要な分泌物なので、それをとると再度皮脂は分泌されます。

週に1回程度皮脂をとるようなシャンプーをしても、再度分泌されるので皮膚のバリア構造はほぼ崩れません。

皮脂は肥後が体の内部から分泌する脂なので、詰まることはありません。
たとえ、角質と混ざって角栓になったとしても、頭皮の毛穴は顔の毛穴の2倍か3倍くらいあるので詰まりません。

たとえば、ニキビは顔にはできますが、頭皮にはできません。
それは頭皮の毛穴がつまらないという証明ともなります。

また、毛穴は人が生きるための重要な働きがあります。
皮脂の分泌にも必要ですし、体温調整つにも必要な期間で、老廃物を排泄する期間でもあります。

なので、毛穴が詰まるということはありません。
ただの情報操作です。

もし毛穴が角栓で詰まることがあるのであれば、それは毛穴の排泄能力を衰えさせた時です。

まとめ

育毛をする時に必ず頭にいれておいて欲しいことは、皮脂は取り除くものではなく、人が生きるために必要な分泌物であること。
そして毛穴は詰まりません!

毛穴の皮脂を取り除くことは、逆に育毛環境を悪化させる原因となってしまうので注意しましょう!

それでは!

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