薄毛・抜け毛のための育毛【イソフラボン】はDHTを減らすがAGAに効果なし！？

イソフラボンと言えば育毛に効果があるとよく耳にしますが、実は最近ではその効果はあまりないといわれています。
いったいどういうことなのでしょうか。

そもそもイソフラボンは、植物性ポリフェノールの一つといわれており、女性ホルモンのエストロゲンと似ているため、「フィトエストロゲン（植物エストロゲン）」と呼ばれます。

また、イソフラボンはマメ科の植物に多く含まれ、大豆、レッドクローバー、葛（くず）、甘草（かんそう）などに含まれます。
最近ではスーパーで豆乳をよく見かけますが、豆乳にもイソフラボンは多く含まれています。

今回はイソフラボンと育毛について調べてみたので紹介します。

イソフラボンの育毛に対する効果・効能・メリット

イソフラボンは更年期障害の症状軽減にも効果があるといわれています。
体内でエストロゲンと同じような働きをし、作用は穏やかです。

エストロゲンは女性に月経をもたらし、女性の体つきや美しい肌を作ってくれます。
またエストロゲンの効果と同じようにイソフラボンは骨からカルシウムが溶け出すのを防ぐ働きをもち、動脈硬化、高コレステロール決勝を予防します。

さらにエストロゲンが過剰な状態にあるときは、エストロゲンの受容体にイソフラボンが結合し、エストロゲンの働きを抑える抗女性ホルモン作用もあります。

エストロゲンは更年期障害に深くかかわっており、エストロゲンが少なくなることでイライラやのぼせ、頭痛などの症状が現れます。
イソフラボンがエストロゲン作用を補うことで、更年期障害特有の症状である、のぼせ、むくみなどを軽減させる効果があります。

また、過剰なエストロゲンにより高まる乳がん発祥のリスクを抑える効果も期待できます。
閉経後の女性で総コレステロール、LDLコレステロール、トリグリセリド濃度の低下が期待できます。

イソフラボンは糖尿病、更年期障害における症状の軽減に効果があると確認されています。

イソフラボンは女性にとって有効な栄養素ということがわかりますが、薄毛や抜け毛にとってどのような効果があるのでしょうか。

ある実験では大豆イソフラボンのサプリメントを3か月間摂取するという実験があり、その後、被験者全員の血液中のDHT（ジヒドロテストステロン）の数値が下がったという報告が上がっています。

DHTの数値が下がったということは育毛に効果があるのではという期待はありますが、薄毛や抜け毛の原因であるAGAにはDHTだけでなくその他の要因も関わってくるのでDHTが下がったというだけでハゲが改善されていくわけではありません。

以前、記事で読んだのですが、中国で豆乳を毎日がぶ飲みした男性が最後は胸が大きくなってしまったというのをみました。
さすがにこれは行き過ぎですが、イソフラボンを大量に摂取してもあまりいいことはありません。

記事の写真では男性の髪はハゲていませんが、これだけでは情報不足ですし、育毛効果があるとはいえませんよねｗ

詳細はこちらの記事から。
【飲みすぎ注意】40代男性が豆乳をガブ飲みし続ける → 胸が猛烈に成長！ Dカップでもハミ出す大きさに

しかし、日本人は昔に比べ食生活が欧米化することで、薄毛、抜け毛が多くなっていることは事実のようです。
ただし、これは大豆を食べなくなったからというのが原因ではありません。

現代のストレスや高齢化による影響も考えられますよね。

でも結局は偏った食生活をするよりも、私たち日本人にあった食事をとり、健康な体を作るのは大事ですね。

イソフラボンを多く含む食品は以下となります。

イソフラボンの効果は個人差があるといわれています。
サプリメントは大豆を原料とした「大豆イソフラボン」と表示されているものが多いです。

この大豆イソフラボンに含まれているダイゼインという成分が腸内菌の働きにより、エクオールを作ります。
しかし、近年では日本人のやく半分は大豆イソフラボンからエストロゲンににた働きをするエクオールを体内で作れないということが確認されています。

こうした人のためにエクオールを含んだサプリメントも開発されているので、イソフラボンを購入する方は、エクオールも含まれたサプリを購入することをおすすめします。

また、男性のイソフラボンの大量摂取は中国の方のように胸が大きくなってしまう可能性があるかもしれないので注意しましょうねｗ
※フェイク記事かもしれないので本気にしないようにｗ

イソフラボンは結局のところ育毛に効果があるのかはわかりません。
しかし、悪玉コレステロールの数値を低下させたりする効果は確認されています。

まずは、育毛よりも先に不健康な体を改善することが大切なので、イソフラボンを摂取しましょう。
育毛は健康な体があってからこそ効果を発揮しますよ！