私は小さなころから油っぽい食べ物を食べると、すぐにお腹を壊し下痢になっていました。
とにかく、おかかが痛くてトイレに30分以上籠ることもあったほどです。
腸内フローラで改善することにより、下痢や便秘などの辛い症状とはおさらばすることができるんです。
そして今回はアレルギーですが、このアレルギーも腸内を改善することによりアレルギーを抑えることもできるかもしれないんです。
免疫は体の中に異物が入ることで排除しようとする働きをします。
それは普段から口にしている食べ物などの栄養分や体から出てくる尿や便などです。
アレルギーは「アトピー」や「花粉症」、「食べ物アレルギー」、「ぜんそく」などはそのバランスが崩れて免疫が過敏になってしまった状態です。
こうしたアレルギーが最も起こりやすい原因は腸の調子が悪くなった時といわれています。
目次
腸の中を腸内フローラでいっぱいにしてアレルギーを改善させよう!
このように腸内の調子が悪くなることでいろんな病気になりやすく体調もすぐれません。
しかし、腸を改善することでアレルギーにも強くなる体を作ることもできるんです。
その腸の状態を左右するのが「腸内細菌」です。
腸内フローラという言葉は腸に住み着いている腸内細菌の群れを、お花畑に例えた言い方なんです。
また、腸内フローラの中の細菌はその性質によって
- 善玉菌
- 悪玉菌
- 日和見菌
に分けられます。
こちらは皆さんが知っての通り、「善玉菌」は体に良い働きをする菌、「悪玉菌」は体に悪い影響を与える菌、そして、「日和見菌」はどちらかの力が強いほうに影響される菌となります。
腸内フローラのバランスは年齢とともに変っていく
腸内フローラで構成される大きく分けて3つの「菌」ですが、このバランスは生きている間、年齢とともに変わっていきます。
生まれたときはビフィズス菌などの善玉菌などが多いですが、中高年になると善玉菌が減っていき、ウェルシュ菌などの悪玉菌が増えていきます。
このような腸内の細菌のバランスの変化は加齢による免疫力の低下に大きく関係しているといわれています。
年齢が上がっていくと同時にできるだけ善玉菌が多いヨーグルトや乳製品をできるだけ接種し、腸の働きを整えて健康な体作りをするようにしましょう!
「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」の働きを知ろう!
それでは腸内フローラを構成する3つの「菌」について調べてみましたので紹介します。
善玉菌(ビフィズス菌、乳酸菌、酪酸菌など)
善玉菌は腸内で腸管運動を活発にしてくれます。
腸内で有用物質(酢酸、乳酸、酪酸)をつくり中でも酪酸はがん予防や正常な免疫力の保持に役立ちます。
善玉菌の仲間で「大便菌」は酪酸を作る腸の仲間となるので覚えておいてくださいね。
そして善玉菌の働きは以下となります。
- 腸の働きを整え、下痢、便秘を予防
- 病気に対する抵抗力をつける
- 食べ物の消化を良くする
- 悪玉菌の影響を抑える
- ビタミンの一部を合成する
悪玉菌(ウェルシュ菌、ブドウ球菌、大腸菌など)
善玉菌が食べ物を発酵させますが、悪玉菌は逆に「腐敗」させます。
そのことにより、腸内で体に毒となるアンモニアやアミンなどの有毒物質が多くできてしまいます。
悪玉菌が増えることにより以下のような症状が発生します。
- 腸の働きが悪くなり、下痢、便秘を繰り返してしまう
- 免疫力が弱まる
- 体に悪い有害物質をつくる
- 発がん性物質をつくる
日和見菌(無害な大腸菌、バクテロイデス、クロストリジウムなど)
日和見菌は」腸内フローラの7割を占めています。
善玉菌や悪玉菌どちらかが優勢な方に働くので善玉菌が優勢な場合は腸内に良い働きをし、悪玉菌が優勢の場合は腸内に悪い働き、有害物質を作ったり免疫を下げたりします。
この日和見菌を善玉菌の方に働くようにすることで腸内フローラで腸内を改善させ、アレルギーに負けない体づくりをするようにしましょう!
それでは!
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