腸内環境を改善することで便秘や下痢を改善し、アレルギーまで直すことも可能という事は前回お話ししましたが、今回は食品ではなく調味料のオイルで腸内環境が改善されるとのことで紹介させていただきます。
ではなぜ、オイル(油)が腸内環境をよくするのかというと、「脂質」です。
「脂質」は大事な栄養素で、この油分は腸の中で、便をスムーズに運ぶ潤滑オイルとしても働いてくれます。
脂質は3大栄養素の一つですし、大事な栄養素の一つです。
ちょっと前に、油抜きダイエットなどがはやりましたが、油を摂取しない事で便秘や肌荒れに悩まされる人が結構多かったようです。
便通をよくするためにオススメするのは「オリーブオイル」です。
このオリーブオイルで便秘を解消できますし、体にとってとっても有効なので試してみてくださいね。
目次
オリーブオイルは腸内を便をスムーズに運ぶ潤滑油
オリーブオイルに含まれる脂肪酸の多くは「オレイン酸」があります。
このオイレン酸は小腸では吸収されず、大腸で便を潤してくれることが分かっています。
これにより、便は大腸内でスムーズに動くことができ便秘を抑えることができます。
また、地中海では昔から便秘になると大さじ1~2杯のオリーブオイルを飲んでいたみたいです。
オリーブオイルなどの植物性油を摂取することで腸内環境を改善してきたのは昔からあるんですね。
腸内環境をキレイに整えるいろんなオイル
オリーブオイルだけでなくそのほかにも体にとってすごく有効なオイルはほかにもあります。
アンチエイジングとしても効果はありますし、常温では固まらない不飽和脂肪酸は血液をドロドロにしにくいといわれています。
不飽和脂肪酸は以下のように別れ、バランスよく摂取するのが理想的です。
- オメガ3系
- オメガ6系
- オメガ9系
しかし、現代の食事ではオメガ6系のリノール酸をどうしても多く摂りがちになっています。
オメガ3系の摂取源は「α-リノレン酸」を主成分とする「アマニ油」や「エゴマ油」、EPAやDHAが豊富に含まれている青魚などがあります。
オメガ9系の摂取源はオイレン酸が豊富なオリーブオイルとなります。
また、オメガ3系のオイルの摂取を増やすと現代人に多いアレルギーなどが抑えられます。
それぞれのオイルの成分と特徴は以下となります。
オリーブオイル
- オイレン酸が主成分の不飽和脂肪酸
- 便の通りを良くし、ダイエットにも有効
- エクストラバージンオイルを毎日大さじ1杯のぶと効果がある
アマニ油(フラックスオイル)、エゴマ油
- α-リノレン酸が主成分の不飽和脂肪酸
- アレルギーを抑える
- 酸化しやすいので過熱しないで摂取すること
それでは!
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