便秘は体を動かすことが一番!停滞した便を出やすくすよう!

便秘は腸内の便が排泄されずに停滞し続けることです。
便秘によって、悪玉菌が増えていき、肌荒れになりやすく、病気にかかりやすい、また、精神的な病気にもなったりします。
さらに発がん物質を発生させるのでどちらにしろ便秘になることは体にいいことはありません。

便秘を改善させるには食生活の改善、サプリメントなどいろんな方法がありますが、一番身近にできることは「体を動かす」ことです。
今回は便秘のメカニズムと、便秘を改善させる体を動かす方法を紹介します。

目次



便秘は体を動かさないことが一番の原因!体を動かして快便にしよう!

便秘の原因は様々です。
しかし、便秘になるメカニズムは以下のようになります。

  • 作られる便の量が減る
  • 腸の中の水分の不足
  • 腸を動かす筋力の低下

このうち体を動かす機会が少ない現代人に多いのは「腸を動かす筋力の低下」ではないかと思います。

日常的にあまり体を動かさずに暮らしていると筋力が低下し、寝たきりの一因となるサルコペニア(筋減少症)になる可能性があります。
その予防一番良い方法は、ウォーキングを含めた体を動かすということです。

便秘は体を動かして腸からしっかり便を出しましょう!

溜まった便を出すためには何らかの動作で腸を揺すってやるのがいいです。

便は腹部の右側を上に向かって進む上行結腸、横に進む横行結腸、左側を下に進む下行結腸という順で通過していきます。
その先には排便前の便が溜まる直腸で、その手前にS字型のS状結腸があります。

そのうち、上行結腸、下向結腸と直腸は、構造上固定されていますが、横行結腸とS状結腸は動きの自由度が高くできています。

腹筋が弱い人、お腹の脂肪がほとんどない人は便が溜まると、重みで横行結腸やS状結腸が垂れ下がります。

弁の流れが特にたまりやすいのが、S状結腸に移行する直前の下行結腸の下部です。
この部分に便が溜まると腸管は横に広がり、S状結腸に進む部分を内側の上方に押し付けます。

そのため腸が細くなり、便が流れにくくなってしまうのです。
腹筋が弱い人には、特にそういう下垂が起こりがちです。これも便秘の一因で、特に痩せ形の便秘症の人には多く見られるパターンです。

腸を揺すりながら便をスムーズに出すようにしよう

便を出すときは一気に力を入れて押し出すのではなく、腸を揺すりながら、色々な方向に少しずつ力を入れて出口に導いていけば、便がスムーズに流れていきます。

痛くて腸を揺することができない人はトランポリンをオススメします。
一人用の小さなトランポリンで、テレビを見ながら体を揺するだけでも、排便を促す腸への刺激になります。

トランポリンは家の中でもすぐにできますし、値段もやすいのでぜひ実践して見てはいかがでしょうか。

それでは!

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