ルテインは育毛に良い効果があるのかということでよくネットでは目にしますが、結果的に言うと、ルテインは育毛に直接作用する効果はない。もしくはそのような実証はないと言われています。
ルテインは、よく眼精疲労に効果があるといわれています。
育毛には直接には関わりがありませんが、眼精疲労を改善し血行を促進させるということで、血流の流れを良くし、髪に栄養が行きわたり安くするというところで、育毛に間接的にかかわるのではないのかと思います。
ルテインは黄斑の健康維持を保ちます。
カロテノイドは600種類以上存在し、β-カロテンやα-カロテンなどのカロテン系とルテインやゼアキサンチンなどのキサントフィル系に二分されます。
ルテインはキサントフィルに分類され、クロロフィルという葉緑素と共に植物の葉や花に含まれ、色を示す成分です。
ルテインは、植物の緑葉、黄色花の花弁や果実、卵黄など、広く分布するカロテノイドですが、ビタミンAには変換されません。
ほうれん草、ケール、とうもろこし、ブロッコリーなどの緑黄色野菜に多く含まれ、植物が光合成を行うときに必要な色素です。
体内では同じカロテノイドの仲間であるゼアキサンチンとともに網膜の中の黄斑部に多く存在し、黄斑の健康を保っている物質です。
今回はルテインと育毛について調べたので紹介します。
目次
ルテインの育毛に対する効果・効能・メリット
上記でも、紹介したようにルテインは直接育毛に対する効果は実証されていません。
むしろ、ネットなどで紹介されているルテインの育毛効果はほんとに??って思うところがあります。
ルテインは眼精疲労を改善させる効果があげられます。
眼精疲労になると首筋から肩にかけてコリが発生し、血行が悪くなる原因となってしまいます。
この血行不良により頭皮、髪の毛の周りの毛細血管にも影響がおよび血行が悪くなり、結果的に薄毛や抜け毛の原因の一つになってしまうかもしれません。
そこでルテインで眼精疲労を改善することで、首筋から方にかけてのコリが改善され結果、血行促進につながり、髪の毛に必要な栄養素が運ばれやすくなるといったことにつながっていったのだと思われます。
重要なことはルテインは育毛に関して直接的な効果はないことと、育毛に関しての根拠はどこにもないことです。
しいて言うのであれば、間接的に育毛に必要な血行促進のサポートをしているといった方が良いかと思います。
ルテインは目のトラブルに効果を発揮する
ルテインはブルーライトのリスク予防と加齢黄斑変性症の予防に役たちます。
網膜の黄斑部に太陽光線やパソコンのモニター、テレビ、蛍光管などからの青色光、ブルーライトが当たると、活性酸素が発生します。
その活性酸素が黄斑部にある脂質を参加させ、視力を低下させますがルテインはこのブルライトリスクを予防します。
疫学調査で、食事からルテインを多く摂取すると、白内障、加齢黄斑変性症の発生リスクの低減が認められました。
ルテインは、光の中でも名有害な青色光を吸収すると共に、抗酸化作用を発揮して後半部の参加を防ぎます。
黄斑変性症の予防やその症状の暖和にルテインが用いられることがあります。
また、近視や乱視を含め、目の病気は活性酸素による光老化が原因と考えられています。
加齢黄斑変性症だけでなく、白内障も推奨体内のタンパク質が老化とともに少しずつ白濁するためと言われており、ルテインは白内障にも効果があるとみられています。
ルテインを含む食品
ルテインは視力低下、ブルーライトリスク、加齢黄斑変性症、白内障に効果があると言われていますが、多く含まれている食品は以下となります。
- カボチャ
- ケール
- インゲン
- ブロッコリー
- ホウレン草
- にんじん
- グリーンピース
- とうもろこし
- 芽キャベツ
ルテインを摂取する際の注意点
ルテインはブルベリーと同時に摂取することをオススメします。
同じく目の健康に良いと言われているブルベリーですが、ルテインとは働きや特徴が異なるので両方を一緒にとるとよいです。
まとめ
今回の記事で紹介したルテインと育毛との関係ですが、結論的にはルテインは育毛に直接かかわる効果はないということです。
ルテインは眼精疲労に効果があり、育毛との関係は特にないと考えてもよいと思います。
- ルテインは眼精疲労の改善をし、眼精疲労からくる首筋から肩にかけてのコリを改善する
- 眼精疲労が原因のコリで血流が悪くなった首筋から肩にかけての血行を促進する
- 結果的に血行が良くなったことで、間接的に育毛につながると考えられる
以上でルテインと育毛の関係について紹介しました。
ルテインが育毛に効果があるという根拠はないですが、目からくるコリで血流が悪い方はそこからくる抜け毛などに注意するようにしてください。
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