プロテインは育毛に効果があることが確認されています。
プロテインといっても育毛に効くといわれているのは、ソイプロテインです。
ソイプロテインは大豆が原料のプロテインですが、もともとはダイエット目的で飲まれていました。
しかし、最近ではソイプロテインに含まれる大豆イソフラボンがホルモンのバランスを整える働きをし、薄毛や抜け毛の原因でもある男性ホルモンのバランスを調整し、女性ホルモンの減少を抑えることによって育毛に対する効果が期待されています。
プロテイン(タンパク質)は体を構成する最も重要な成分で三大栄養素の一つです。
筋肉や内臓、皮膚など、体を構成する主成分として重要です。
体内で行われる代謝に必要な酵素や抗体、髪経伝達物質、ホルモンの材料になる他、炭水化物や脂質が不足した時にはエネルギー源としても使われます。
生命活動に欠かせない栄養素なので、短期間不足しただけでも様々なトラブルにつながります。
今回はプロテインと育毛の関係について紹介します。
目次
プロテインの育毛に対する効果・効能・メリット
育毛に効果があるプロテインは、ソイプロテインが効果的です。
大豆を原料としたソイプロテインは、細胞を活性化し、活発に細胞分裂をするようになります。細胞分裂が活発に働くことで髪は成長し育毛や発毛に効果を発揮します。
さらにソイプロテインの原料となる大豆には大豆イソフラボンという成分があります。
これはホルモンバランスを整える働きがあり、薄毛や抜け毛の原因となる悪玉男性ホルモンのジヒドロテストステロンの働きを抑制する効果も期待されています。
育毛をしたいのであれば、プロテインの中でも「ソイプロテイン」を使用しましょう。
さらにソイプロテインには食物繊維も多く含まれているので、整腸作用や食欲抑制効果も期待できます。
プロテインは体を作るために必要な成分
プロテインは酵素や抗体などの材料になり生命活動と維持します。
プロテインはアミノ酸が多数結合しできています。摂取したプロテインは消化管内でアミノ酸に分解され、その後肝臓を経て全身へと送られます。
体の各組織に運ばれたアミノ酸は、必要に応じて再合成され、筋肉や皮膚、爪、髪などになります。
また、コレステロールやリン脂質とともにリポタンパク質という物質を構成します。
リポタンパク質は血液中に存在し、栄養素を運搬しています。
プロテインは酵素やホルモン、抗体の材料としても重要で、様々な生命活動に関わっています。
体の機能を維持するために欠かせない栄養素です。
プロテイン(タンパク質)を含む食品
プロテイン(タンパク質)を多く含む食品は以下となります。
- 鶏ササミ
- 生ハム
- イワシ
- イクラ
- ツナ
- 卵黄
- きな粉
- 納豆
- 無脂肪牛乳
- パルメザンチーズ
プロテインを摂取する際の注意点
プロテインは不足すると体力が落ち、免疫力も低下してしまいます。
摂取量の目安は体重1kgに対し、1〜1.2gとされ、動物性と植物性をバランスよく摂取するのが理想的です。
不足すると体力が落ちて、筋肉や骨量の低下を招き、貧血や倦怠感などを引き起こします。
免疫力も低下するため、様々な病気にかかりやすくなります。
成長期の子供では発育障害の原因になることもあります。
タンパク質は糖質や脂質と異なり、貯蔵する仕組みがなく、過剰なタンパク質は分解されて尿素窒素となり排泄されます。
このため、取りすぎると排泄量が増えて腎臓に負担がかかります。
また、過剰摂取が長期にわたると、腎機能障害の原因になります。
さらにカルシウムの排泄を促すので、骨量低下にも繋がります。
プロテインのサプリメントを利用するときは取りすぎに注意しましょう。
まとめ
プロテインは育毛に効果がある成分ですが、育毛に使用する際は「ソイプロテイン」を使いましょう。
ソイプロテインの育毛効果は以下となります。
- 女性ホルモンの減少を抑える
- 薄毛や抜け毛の原因となるジヒドロテストステロンを働きを抑制する
育毛に効果が出るのは継続することが一番大切です。
プロテインを摂取したからといってすぐに髪の毛が早く成長したり、生えたりはしません。
髪の毛には成長のサイクルがあります。
その成長サイクルを正常にすることが大事であり、そのようなベースを作るのは体の健康を維持することが大切です。
育毛活動をする際は、体の健康状態を整えるために、規則正しい生活とバランスの取れた食生活をしましょうね。
それでは!
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