人工毛植毛は危険!安全な自毛植毛を選ぶことと3つのオススメ植毛!

植毛って抵抗感がある方は多いと思います。

私も植毛に関しては抵抗感ありまくりです。
かつらは被って終わりですが、植毛って一本ずつ毛を頭皮に埋めていくってことですよね。

痛くはないのか?すぐに抜けてしまうのではないか?頭皮環境が悪くなって頭皮がひどい状態になってしまうのではないかと考えてしまいます。

しかも、人工植毛となればほんとに人間の体に植えて大丈夫なのかと心配になってしましますよね。

しかし、最近では「自毛植毛」という技術があるようで安全面でも、費用面でも安心できる技術も開発されています。
自分の毛を頭皮に植えるので安全面でも安心できます。

今回は人工植毛の危険性と、植毛するのであれば自毛植毛をすることをオススメする記事を書きましたので、悩んでいる方は参考にしてみてください。

前回、かつらのデメリットについて記事を書きました!

カツラはやめた方が絶対いい4つのデメリット

2018年5月4日

目次



人工毛植毛のメリット・デメリット

そもそも人工毛植毛とは何なのかというと。
人工毛植毛は合成繊維で作った人口の毛髪です。これを頭皮に植え込む増毛法なんです。

素材は人体になじみやすいポリエステルやナイロンを使用しています。
また、表面には自然に近い髪のつやを出し、黒、グレー、茶色などのさまざまな色を組み合わせ本人の頭髪と違和感がないように自然な髪質に仕上げていきます。

日本では自毛植毛よりも知名度が高く、先ほども言ったように「植毛」→「人工毛」と思う方が多いようです。

それでは人工毛植毛のメリットデメリットをまとめました。

人工毛植毛のメリット

人工毛のメリットは植毛する毛の長さ、量 を自由に作れます。
自分の希望どおりの毛量が調節でき、植毛直後からボリュームアップが実感できます。

自分の体に自毛用の毛が全くない方にとっては人工毛植毛はすごくうれしいものですね。

人工毛植毛のデメリット

しかし、人工毛植毛にはデメリットが多くあります。
人体には体内へ侵入を図る細菌やウィルスなどの異物を排除するための免疫システムが備わっています。

その免疫システムが人工毛を病原体と同じ異物と判断し体外へ追い出そうとします。
その結果、せっかく植毛した人工毛が少しずつ抜け落ち、1年たつくらいになると6~8割も脱毛してしまうようです。

この脱毛を補うには年に1~2回のペースで植毛を繰り返さなければならず、身体にも経済的にも血行な負担がかかります。

また、もともとの自分の毛髪は自然に少しずつ伸びるため、毛の根元の皮脂や垢、ほこりなどの汚れを自動的に頭皮から押し出し、感染を予防しますが、人工毛は成長しませんので汚れがどんどん毛穴に蓄積し、最近が侵入しやすい環境になってしまいます。

そして、人工毛を植えた個所と皮膚の隙間に感染していき、最後は頭皮の深部にまで広がっていきます。

こうなってしまうと、頭皮が炎症をおこし、化膿する原因となってしまいます。
さらに、人工毛植毛は抜けないようにするために自然の頭髪の毛根よりもずっと深い頭皮の深部まで差し込んで固定します。

なので、切れ毛などによって人工毛が皮膚の中に植えた部分が残ってしまうと簡単には抜くこともできず、感染が皮膚の最深部まで及んでしまいます。

これが原因で頭皮の炎症や、感染、化膿が続き、その結果頭皮環境が悪くなり、永久脱毛となり、二度と頭皮から毛が生えてこなくなります。

この感染症や化膿の原因となった人工毛を抜去し、元に戻すしかありません。
そしてそこにまた、費用が掛かってしまいます。

アメリカでは人工毛植毛は問題がある増毛法と判断されているようです。
現在では法律で禁止されているほど。

日本ではまだ禁止されていませんが、薄毛治療としては絶対におすすめはできませんね。

植毛は「自毛植毛」がオススメ!3つの植毛法!

薄毛の治療は様々です。
しかし、人工毛植毛はやめた方がいいですよね。

どちらかというと自毛植毛が断然オススメなんです。
自毛植毛は自然に薄毛をカバーできますし、とにかく自分の毛なので安全です。

世界では自毛植毛が薄毛対策の選択肢として選ぶ方が年々増えているそうです。
アメリカでは一般的になっているみたいです。

そして、自毛植毛の方法はいろいろあります。
日本や世界各国で行われている主な自毛植毛3つを紹介します。

今後、自毛植毛を検討されている方は、それぞれの方法とメリット・デメリットを理解した上で自分に合った植毛法を選んでいきましょう!

ニードル植毛

植毛針を使用し、穴あけと植え込みを同時に行う方法です。
日本では多くのクリニックで採用されています。

仕上がりはきれいで、生え際などの狭い範囲なら効果があります。
しかし、密度を濃く植えることが難しく、費用は高額になりがちな傾向があります。

そのため、日本や韓国以外での国ではこの方法はほとんど使われていません。

FUE(くり抜きグラフト採取)

後頭部から植毛用のドナー株を採取するのに、直径1ミリのパンチを使って毛根をくり抜く方法です。

「メスを使わない」「切らない」「縫合の傷跡が残らない」方法とし話題になりました。
狭い範囲での植毛で少量のドナーで済むケースやドナー部の皮膚の緊張が強くて余裕のないケースなどには便利な方法です。

しかし、大量のドナーが必要となる広範囲な植毛には不向きとされています。

一度に大量のドナーをFUE法で採取するためには坊主刈りにしなければならず、植毛後のヘアスタイルに困ることがあります。
また、この方法には皮下の毛根を傷つけないようにするための高度な技術も必要となるので採取に長時間かかってしまいます。

そして採取した頭皮の箇所には1ミリ大の傷跡が多数残るので坊主刈りにするとかなり目立つところがあります。

自動植毛機

ドナーの株分け、植え込みを機会によって行う方法です。
人手がかからず、手がける医師の技量を問わずに植毛ができるところが特徴です。

しかし、毛根の向きを無視して機械的に裁断して切り分けるため、ドナー毛根の損傷が多くなります。
また、植毛後の頭髪に凸凹の傷跡がのこり、生え際が不自然になりがちです。

そして、植毛密度を高くすることが困難などのデメリットもあります。

こんな感じで3つの植毛法を紹介しましたが、自毛植毛が盛んなアメリカではきれいな仕上がりの自毛植毛を実現するために、熟練したスタッフが手作業で行う方法が最も評価されているようです。

自毛植毛に興味がある方はぜひヒアリングだけでもいかれてみてはどうでしょうか。
今では体験などもでき、コストもかからないので気軽にいけますよ!

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