このブログでは、ごまと育毛についての記事を何度か紹介しています。
黒ゴマ牛乳ドリンクであったり、
ごまには育毛に関する成分が多く含まれており、いろんな育毛法で活用される食材です。
今回はごまそのものの育毛効果について調べてみました。
ごまといえば、万能の食品として人気があります。
こんな小さな粒には人間にとって嬉しい成分がいっぱい入っています。
ごまは古くは紀元前3000年にエジプトで栽培されていました。
食用のみならず、火をつける材料、香料、ミイラの防腐剤などにも使用されていました。
古代インドでもごま油が使われていました。
日本でも縄文時代から利用されていたようですが、最近ではごまの抗酸化物質が注目されています。
あんな小さな粒が育毛にどのような効果を発揮するのか、そして「ごま」のどのような栄養素が髪の毛の成長を促すものなのかということです。
ごまにはビタミン類や、亜鉛、セサミンなど髪の毛の成長にかかわる成分が含まれます。
今回は「ごま」と育毛にの関係について紹介します。
目次
ごまの育毛に対する効果・効能・メリット
上記でも簡単に説明しましたが、ごまには髪の毛の成長にとって必要な成分が豊富に含まれています。
ごまの中に含まれるそれぞれの効果を見てみましょう。
まずはビタミン類ですが、各ビタミンの育毛に対する効果について説明します。
ごまに含まれる成分「ビタミンA」の育毛効果
ビタミンAは緑黄色野菜に多く含まれており、ビタミンAは肌の粘膜を正常に保つ効果があります。
もちろん頭皮の環境を維持する働きもあり、さらに老廃物の排出を促進する働きにより、頭皮と毛穴を清潔な状態にし、育毛を間接的にサポートしてくれます。
また、ビタミンAが不足することで頭皮の頭皮の乾燥や皮脂の過剰分泌を起こす原因の一つとなり、頭皮環境が悪化します。
頭皮環境が悪化することで育毛の妨げとなってしまうことからもビタミンAは重要と言えます。
ごまに含まれる成分「ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB3」の育毛効果
ビタミンB群も育毛に関係のある重要な栄養素です。
ビタミンB2は細胞の新陳代謝を促進する効果があり、ビタミンB6は髪の毛を作る毛母細胞にあるケラチンというタンパク質の構成を促進します。
ビタミンB2とビタミンB6の効果により、ビタミンB6の働きでケラチンを多く作り、ビタミンB2の新陳代謝の促進効果により、毛母細胞の細胞分裂を促しすことにより、育毛を促進させます。
また、ビタミンB3(ナイアシン)には血行促進の効果があり、これにより頭皮の毛細血管の血行を改善し、髪の毛の成長に必要な栄養素をスムーズに行き届けやすくする働きがあります。
髪の毛を作る毛母細胞に十分な栄養が行くことにより、毛母細胞が活発に働き、育毛効果が向上します。
ごまに含まれる成分「ビタミンE」の育毛効果
ビタミンEは、血管の拡張作用があり、頭皮の毛細血管を広げ血流を良くし、髪の毛に必要な栄養素を行き届きやすくします。
また、血管を若々しく保つアンチエイジングの効果があるほか、頭皮の細胞を壊す過酸化脂質の生成を抑制する効果もあり、それらを抑止することで健康な育毛環境を提供してくれます。
ごまに含まれる成分「亜鉛」の育毛効果
亜鉛は髪の毛を作るためのケラチンの合成を送信し、AGA(男性型脱毛症)を抑制する効果があります。
上記でも説明しましたが、髪の毛はケラチンと呼ばれるたんぱく質の一種で構成されています。このケラチンは、亜鉛によってタンパク質をケラチンに合成されます。
亜鉛がケラチンに働きかけることで、髪の毛を生成してくれます。亜鉛は育毛にとって重要な栄養素となります。
ごまに含まれる成分「セサミン」の育毛効果
ごまと言えば「セサミン」というほど有名な成分ですが、主な効果は以下となります。
- コレステロール値の低下
- 血行促進
- 老化防止(アンチエイジング)
- 抗酸化作用
上記は育毛に大きく関係し、血行促進とコレステロール値の低下により、髪に必要な栄養素をスムーズに流れるようにし、老化防止作用や抗酸化作用で、血管や細胞を若々しくし、活性化することで、髪を成長させるための毛母細胞にも働きかけます。
さらにセサミンは、ストレスを軽減させるホルモンである「オキシトシン」と「セロトニン」を分泌する働きがあります。
ストレスも薄毛や抜け毛の原因の一つとなるので、ここでも育毛に効果があることがわかります。
育毛をするのであれば黒ゴマがおすすめ!
黒ゴマの表皮には、白ごまよりもセサミンが多く含まれています。
セサミンの育毛効果は上記で説明したとおりであり、このブログでも黒ゴマについての育毛記事も書いています。
育毛をするのであれば黒ゴマをおすすめします。
ごまは薄毛や抜け毛の原因「AGA」を抑制する
AGAは5αリダクターゼにより、生成されたDHT(ジヒドロテストステロン)が髪の毛の毛母細胞に結合し、毛母細胞の細胞分裂の働きを低下させ、薄毛や抜け毛を発症させます。
ごまに含まれる亜鉛は、薄毛や抜け毛の原因となる5αリダクターゼを抑制する作用があり、育毛だけでなく抜け毛の予防もしてくれる成分となります。
ごまの抗酸化力によるいろいろな効果
ごまにはごまリグナンという抗酸化作用を持つ成分が含まれています。
ごま油が酸化しにくいのは、ごまリグナンの抗酸化力によるものです。
ごまリグナンの中には、セサミン、セサモール、セサミノール、セサモリンなどが含まれますが、中でもセサミンは一番多く、ごまリグナンの抗酸化力の要素を占めています。
セサミンは、ごまの他に麦やコメにも含まれていますが、生成すると大部分が失われてしまいます。
また、ごまには微量しか含まれていないので、サプリメントで摂ることがおすすめです。
老化や生活習慣病、ガンなどは活性酸素によって細胞が酸化することが大きなリスク要因ですが、セサミンの抗酸化力により、kあっっせい酸素を除去し、これらの病気や老化を予防することができるとされています。
老化や病気のリスクとなる活性酸素は、肝臓で多く発生すると考えられていますが、セサミンは肝臓に届き、肝臓で作られた活性酸素を除去する働きがあるといわれます。
また、セサミンにはアルコールを分解する際に働く酵素の働きを良くすることがわかっており、肝臓機能障害を予防する作用が期待できます。
他にもダイエットをしている方には、脂質代謝を促進する作用や脂肪合成を抑制する作用、コレステロールの吸収を抑制する働きもあり、血中脂質の改善にも期待が持てます。
ごまを摂取する際の注意点
ごまはビタミンEとの併用で相乗効果があるといわれています。
種子と油は高カロリーなので、肥満の方は取りすぎに注意しましょう。
ごま摂取に伴う過敏症があり、特に以前喘息の病歴があった方などは要注意です。
ごまは健康に良いですが、過度の取りすぎなどには十分注意しましょう。
まとめ
ごまは育毛をする上で重要な食材です。
ごまに含まれるビタミン類、亜鉛、セサミンには育毛効果があり、抜け毛の原因であるAGAを抑制する効果もあります。
さらに、ストレスを軽減させる効果もあるので、育毛をする人にとってうれしい効果が多いです。
特に育毛をする方は「黒ゴマ」をおすすめするのでぜひ育毛活動に使ってみてはいかがでしょうか。
それでは!
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