ベリー系の食材で「ラズベリー」がありますが、このラズベリーに含まれる「ラズベリー」ケトンが髪の毛の成長を促す作用が期待できることがわかっています。
ラズベリーケトンは、ラズベリーの甘酸っぱい香りの元となっている成分で、育毛効果は、このラズベリーケトンが知覚髪経を刺激することにより、「IGF-1(インスリン様成長因子-1)」が増え、髪の毛の成長に働きかけてくれます。
「IGF-1」とは皮膚や髪経に含まれているアミノ酸の結合体で、このIGF-1が育毛をする上で重要なものとなります。
このiGF−1が減少すると、薄毛や抜け毛が増えてしまいます。
バラ科のキイチゴ類のうち、ブラックベリーと並ぶ栽培品種群を「ラズベリー」と呼びます。
果実にはビタミンCや鉄分、カルシウム、カリウム、亜鉛などの他にも、ケルセチン、ルテイン、エラグ酸やクエン酸、ポリフェノール類も豊富に含まれています。
ラズベリーの果実は日持ちしないため、ジャムなどで利用されていますが、生でも食べられます。
サプリメントではエキスや錠剤などの他にも、お茶で飲めるラズベリーリーフもあります。
これは女性ホルモンの分泌を整えると言う目的で利用されています。
今回はラズベリーと育毛の関係について紹介します。
目次
ラズベリー育毛に対するの効果・効能・メリット
ラズベリーと言えば、よくお店のデザートにも盛り込まれているフルーツです。
このラズベリーですが、実は育毛効果があリます。
その育毛効果があると言われているのが、「ラズベリーケトン」という成分で、髪の毛の成長、育毛に効果があることがわかっています。
ラズベリーケトンには、髪の毛の成長を促す、IGF-1を増やす効果があり、このIFG-1が活発になることで、薄毛や抜け毛を抑制し、育毛効果を向上させる効果があります。
さらにラズベリーには血行促進の効果があり、髪の毛に必要な栄養素をスムーズに送り届けてくれます。
また、血中の悪玉コレステロールの抑制をしてくれることで、血液の循環が改善される効果もあります。
また、ラズベリーには抗酸化作用もあり、細胞の老化を防ぎ、細胞を活性化します。
このように頭皮の毛母細胞も活性化され、頭皮環境の改善もされ、元気でハリのある髪の毛に成長してくれます。
ベリー系は前回の記事から紹介していますが、ラズベリー以外にも育毛効果があるベリーは以下を参考にしてくださいね。
ラズベリーと育毛効果
ビルベリーと育毛効果
カシスと育毛効果
ラズベリーに含まれる成分で目の健康やダイエット効果も
ポリフェノールは抗酸化作用があることで知られていますが、ラズベリーに含まれるアントシアニンは、特に眼精疲労や、目の病気に効果があります。
目の網膜にはロドプシンという物質があり、光刺激を完治する重要な働きを持っています。
このロドプシンが少なくなるとめの疲れ、見えにくくなるという症状が現れます。
アントシアニンはロドプシンの合成を促し、目の疲れを暖和する作用があります。
エラグ酸にも抗酸化作用があり、特に細胞の突然変異や発がん物質を抑制する効果があります。
また、メラニン色素を作り出すチロシナーゼという酵素の働きを抑え、美白に効果があると言われています。
ミネラル類では、亜鉛を含んでいるので、亜鉛部ソックによる味覚障害も予防できます。
この他にも月経周期の乱れの改善、月経痛を和らげるといった効果があります。
さらに今回はラズベリーのダイエット効果にも注目が集まっています。
ラズベリーの香り成分に皮下脂肪を減らす作用があるとして話題になっていますが、これは2002年にあるメーカーが発見したラズベリー・ケトンという成分です。
カプサイシンに構造が似ているところが特徴ですが、刺激が少ないという特徴をもち、脂肪を分解、燃焼させる効果があることがわかっています。
ラズベリーを摂取する際の注意点
ラズベリーの葉は、助産師さんによって陣痛促進の目的で使用され、欧米では妊娠後期から産後にかけて飲まれています。
ただし、子宮の収縮を促すので、妊娠中は避けるようにしましょう。特に妊娠初期は要注意です。
また、胃が萎縮し、痛みを感じることもあるので注意してください。
まとめ
ラズベリーには、ブルーベリー、ビルベリーなどと同じく育毛効果があります。
ラズベリーの成分の中でも「ラズベリーケトン」は直接育毛に働きかける効果があります。
ラズベリーケトンは知覚髪経を刺激し、育毛を活性化させることに重要な「IGF-1」を増やす効果があります。
このIGF−1が増えることで、髪の毛を成長させ、育毛の向上が期待できます。
IGF-1の減少はAGA、薄毛や抜け毛の原因となるので、ぜひ今後の育毛に、日々の食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
それでは!
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