育毛をしている方で、毛穴まですっきり皮脂をとるシャンプーを使っている方は多いと思います。
しかし、前回記事にしましたが、このような育毛シャンプーは頭皮に必要な皮脂まで根こそぎとってしまい頭皮トラブルの原因となってしまいます。
前回の記事はこちら
間違った知識で、皮脂をしっかりと取り除くシャンプーを使うことで、私も一時期頭皮が赤く、かゆみが出てフケがで続けていた時期もありました。
また、嫁からも頭が臭いと言われ、育毛シャンプーをやめたほど。
一時的に石けんを使ってシャンプーをしていましたが、逆に石けんシャンプーの方が育毛シャンプーよりもよかったことがあったんです。
ではなぜ石けんシャンプーが良いのかと疑問に思ったので、石けんと育毛シャンプーの違いについて調べてみました。
目次
石けんシャンプーは頭皮のトラブルを改善し、薄毛や抜け毛対策となる
現在、ほとんどの方が利用しているシャンプーは、「合成界面活性剤」を利用したものが多く出回っています。
この合成界面活性剤は石けんと同じようなものだと思っている方は多いかもしれませんが、肌に対する影響から考えると、全く別物となります。
この「合成界面活性剤」は、髪の材料でもあるタンパク質を溶かしてしまいます。
つまり、シャンプーをすればするほど、髪の毛に負荷がかかります。
例えば、髪が細くなったり、枝毛や切れ毛を起こしやすくなってしまいます。
また、髪の毛を育てる頭皮に浸透し、髪の毛を成長させる毛母細胞にも影響を与え、抜け毛や薄毛の原因となってしまいます。
石けんシャンプーは「合成界面活性剤」の頭皮トラブルを防ぐことができる
上記のような、頭皮や髪のトラブルですが、シャンプーをつけてすぐに害が出るわけではありません。
しかし、毎日使い続けるため、長年かけてかなりの量が体に触れ続けていることになります。
髪の毛のトラブルの多くに、こうした長年の合成シャンプーの使用が関係しているのではないかと考えられています。
このようなトラブルを防ぐのに「石けんシャンプー」は有効です。
一旦起きた、頭皮や髪の毛のトラブルも石けんシャンプーに切り替えることで、自然治癒力によって改善していきます。
「石けんシャンプー」は合成シャンプーよりも洗浄力が弱い
石けんシャンプーは合成シャンプーよりも、洗浄力が弱いため、一回の先発で数回繰り返しよく洗う必要があると言われます。
しかし、私は何度も石けんシャンプーで先発はしなくとも良いと考えています。
毛穴の皮脂をしっかり取り去るというのは私はこのブログでも紹介していますし、私たちの頭皮環境にとって有益な皮脂まで取り除くことは逆に頭皮環境を悪化させます。
なので石けんシャンプーをするときは、ある程度洗い流せれば問題ないと考えています。
慣れてくれば効率よく洗えるコツも掴めますし、先発前に何もつけずに素洗いをして大まかな汚れを落とせば、少ない回数ですむようになります。
さらに石けんシャンプーでの洗髪中にブラッシングなどをしながら先発をすると地肌のマッサージ効果が得られますし、汚れも効率的に落ちます。
市販されているシャンプー用のブラシを使用するのが効率がいいですね。
「石けん」とうたっている合成界面活性剤には気をつけよう
石けんシャンプーをする際に、一つ気をつけてもらいたいところは、「石けん」とうたいながら合成界面活性剤を用いた商品が出回っていることです。
髪や体を洗ってみて、洗面器に赤の浮かないものや、洗い上がりの感触が滑らかなものは合成界面活性剤の可能性が高いかもしれないので、商品の指定成分表示をよく確認し購入するようにしましょう。
「石けんシャンプー」のやり方
石けんシャンプーをする際に、ある程度ポイントをまとめたので以下を参考にしてください。
- 事前に髪と頭皮全体をお湯で素洗いをする。お湯は41〜42度が目安
- ショートヘアなら2〜3回、ロングヘアなら5〜6回繰り返して、シャンプーブラシを使い、石けんシャンプーで洗う
※あくまで目安なので効率よくできるのであれば、もっと少なくてもOK
まとめ
普段シャンプーを使用している方で、頭皮が赤くなったり、かゆみがあったり、フケが大量に出る方は、一旦シャンプーの使用を控えましょう。
代わりに、合成界面活性剤がない、「石けんシャンプー」を使用することで頭皮トラブルが改善するかもしれません。
下手にシャンプーを使い続けると、薄毛や抜け毛の原因となる可能性があります。
少しでも、今の状況を改善を考えている方は今回の記事を参考にしてくださいね。
それでは!
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