レシチンは皮脂の過剰な分泌を抑える働きがあり、育毛に効果があるといわれています。
また、レシチンの中でも育毛に効果があるとされているのは大豆レシチンです。
レシチンの育毛効果として、頭皮の血行を改善します。
また、レシチンは細胞の生成にも影響を与えるので、毛母細胞を活発にし細胞分裂をすることにより、発毛を促します。
レシチンは、リン脂質の一種で、細胞膜など生体膜を形成する主要成分です。
また、脳、髪経、細胞間の情報伝達物質としてそれぞれの昨日調節を司るほか、肝臓の代謝活動にも深く関わっています。
レシチンを多くの含む食品の代表格が、大豆と卵黄です。
これらを食べることで摂取できるほか、大豆レシチンのカプセル剤や、レシチンベースのサプリメントもあります。
さらに、プロテインやビタミン剤など各種の健康食品にも配合されています。
レシチンは、水と脂を混ざりやすくする乳化性と潤滑性という2つの特徴を持ち、お菓子の添加物によく使用されます。
今回はレシチンと育毛の関係を紹介します。
目次
レシチンの育毛に対する効果・効能・メリット
レシチンが不足すると疲れやすい体となってしまいます。
体に起こる症状としては、疲労、倦怠感、睡眠不足、動脈硬化、糖尿病、免疫力の低下などです。
さらにレシチンが不足することで、血管が弱くなり、血行が悪くなる可能性が高まります。
血流が悪くなることで髪の毛に必要な栄養素が送り届けられなくなり、次第に毛根が弱り、抜け毛が増えたり、白髪が増える可能性が高まります。
しかし、レシチン(主に大豆レシチン)を摂取することで、血管の状態が改善され元気になり、血液の流れがよくなります。
このことにより、頭皮環境の毛細血管に流れる血液もスムーズに流れるようになり、毛根まで髪の毛に必要な栄養素が送り届けられるようになります。
また、レシチンは細胞の活性化に貢献しており、髪の毛が成長するために必要な毛母細胞を活性化し、そこから育毛や発毛につながる効果があります。
さらにレシチンは頭皮の毛穴の余分な脂質を抑制してくれる効果があるので、余分な皮脂を出さないことにより、抜け毛のリスクを減らしてくれます。
レシチンは脂肪の代謝を活発化し、肥満予防にも効果あり
レシチンはリン酸、グリセリン、脂肪酸、コリンで構成されています。リン酸とコリンのの部分は水に溶けやすい親水性であり、脂肪酸とグリセリンの部分は親油性です。
本来は解け合わない水と脂がレシチンの介在によってよく混ざるようになります。
脂が水に入荷すると、脂肪(脂質)の代謝が活発になり、動脈硬化や高血圧を予防することができるのです。
入荷性によって脂肪の代謝を促しますので、肥満の予防・解消にも有効です。
また、肝臓脂肪症を患っている方の改善にも、レシチンの経口摂取の有効と報告があります。
レシチンは脳に多く存在することから「脳の栄養素」とも呼ばれています。
先に述べた情報伝達物質としての働きによって、忘れやすいなどの認知症の予防に役立つと考えられています。
このほかにも、ビタミンAやビタミンEなど、脂溶性のビタミンの吸収を高めてくれます。
レシチンは皮膚炎と乾燥肌の保湿剤としても利用されており、皮膚炎と乾燥肌に対する有効性を示す研究報告もあります。
レシチンを含む食品
レシチンを多くふくむ食品は以下となります。
- 大豆
- 卵黄
- 穀類
- ゴマ油
- コーン油
- 小魚
- レバー
- うなぎ
レシチンを摂取する際の注意点
レシチンを摂取する際は卵や大豆アレルギーの人は注意しましょう。
卵や大豆にアレルギーを持つ人は、レシチンがアレルギー性皮膚炎反応を起こす可能性があり、要注意です。
傾向摂取の副作用として、下痢、吐き気、腹痛、肥満が起きることがまれにあります。
脳に良い影響を与えるレシチンですが、アレルギーがある方は摂取を避けるべきですので、摂取する際は医師などに相談するようにしてください。
摂取しないことが一番ベストですね。
まとめ
レシチンが主に育毛に効果を発揮するのは「大豆レシチン」ということを頭に入れておきましょう。
育毛の効果としては以下があげられます。
- 頭皮の血行を良くし、髪の成長に必要な栄養素をスムーズに運ぶ
- 毛母細胞を活性化し、育毛・発毛を促す
- 頭皮の余分な皮脂を抑える
レシチンに興味がある方は是非今回の記事を参考にしてくださいね!
それでは!
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