薄毛や抜け毛の中でもストレスや心の病が原因でハゲてしまう方がいます。
いわゆる「円形脱毛症」といわれる脱毛症です。
この円形脱毛症ですが、心のストレスが原因で頭のどこかに丸く髪の毛が抜け落ちてしまいます。
これは、病院にかかることもなく知らないうちに治ってしまうこともありますが、もっと深刻な事になる例も少なくありません。
こうなってしまうと、日常生活や学校生活、社会生活に大きな影響を与える場合もあります。
また、皮膚科で「脱毛症専門外来」を開いているところは少なくk、どこの専門外来も重度の円形脱毛症患者であふれているのが現状となっています。
目次
一つ間違えると深刻になる円形脱毛症の7つの種類の症状と治療法
円形脱毛症の原因や病気が起きていく状態について、これまで不明でしたが、最近の脱毛症の研究により徐々にわかってきたところがあります。
そして、その病態に即した治療を開発していく機運が高まっています。
今回は円形脱毛症の実態と病態、治療についてまとめました。
円形脱毛症(単発型)
円形脱毛症は円形に1個脱毛した脱毛班が見られる「単発型」がもっとも多いです。
このタイプは自然に治ってしまうことが多く、病院んい足を運ぶことも少ないです。
また、多くの人は一生で1〜2回なる程度かもしれません。
治療としてももっとも直しやすいタイプと言われています。
円形脱毛症(多発型)
2個以上の脱毛班ができた場合を「多発型」と言います。
円形脱毛症は2〜3個できることは多いです。
単発型と思っている人も、よく探せば他に数個ある可能性は十分にあります。
2〜3個で治ってくれればいいのですが、10個以上、さらに隣の脱毛班とくっついて大きな脱毛班になってしまうこともあります。
こうなって初めて皮膚科にかかる人も少なくありません。
学校生活や日常生活に影響が出始めてくるので早めに病院にいくことをお勧めします。
円形脱毛症(全頭型)
円形脱毛症の「全頭型」とはその名の通り、頭の髪の毛が全て脱毛してしまうことです。
この全頭型は、多発型から徐々に拡大して頭に及ぶ場合と、短期間のうちに急激に頭部全体が脱毛する場合があります。
さらに眉毛や睫毛(まつげ)、ヒゲや鼻毛まで抜けてしまうことも珍しくはありません。
男女問わず頭を全て刈り上げてそのまま生活する人もいますが、止むを得ずウィックやカツラをつけて対応することが多く、マット運動、柔道、水泳などがでくなくて悩む学生も少なくありません。
頭部全体が急激に脱毛した後、すぐによくなる場合もありませうが、そのまま慢性化し、全身の脱毛症「汎発型」になるケースもあるので気をつけるべきですし、必ず専門医にかかるべきです。
円形脱毛症(汎発型)
最重症型の「汎発型」は頭部のみならず腋毛(わきげ)や恥毛、腕や足の毛、胸毛などの体全身の毛が全て抜けるタイプです。
また、男女問わず発症し、年齢も幼稚園児から高年齢者まで様々に発症します。
治療としてはステロイド外用薬や初期治療に用いられる内服薬などの効果が見られないことがほとんどです。
円形脱毛症(蛇行型)
首筋やおでこ、耳の周りなどの生え際を中心に脱毛する脱毛症を「蛇行型」と言います。
このタイプも治療が難しいとされており、ステロイド薬の局所注射など、やや踏み込んだ治療が必要になります。
円形脱毛症(逆蛇行型)
「逆蛇行型」は極めて稀な脱毛症と言われています。
蛇行型は生え際の毛が抜けるタイプですが、逆蛇行型は頭頂部が脱毛し、生え際が残るタイプです。
円形脱毛症(Acute diffuse and total alopecia)
短期間で急性に頭部全体が脱毛し明日が、程なく改善していく円形脱毛症です。
一旦は頭部全体が脱毛してオド徳と思いますが、時期に治り、経過が良好なタイプとなります。
まとめ
今回、紹介した円形脱毛症について以下で早見表としてまとめているので、参考にしてくださいね。
7種類の円形脱毛症 早見表 | |
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円形脱毛症の分類 | 脱毛症じょう |
単発型 | 小脱毛班が1個のみ |
多発型 | 小脱毛班が2個以上多発 |
全頭型 | 頭部全体に脱毛が及ぶ |
汎発型 | 全身の毛が脱毛 |
蛇行型 | 生え際が帯状に脱毛 |
逆蛇行型 | 頭頂部が脱毛し生え際は残っている |
Acute diffuse and total alopecia | 急性に頭部全体に脱毛するが経過良好 |
今、円形脱毛症に悩まれている方は、専門医にいくことをお勧めしますが、ぜひ今回の記事も参考にしてくださいね。
それでは!
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