青汁の原料としても有名なケールですが、他の青汁の原料でもある大麦若葉、明日葉に比べてもダントツで栄養価が高く、適量の摂取で様々な効果が期待できます。
この栄養が豊富なケールには育毛にも欠かせない栄養素も多く含まれています。
青汁の原料として有名なケールですが、豊富な栄養素を含み緑黄色野菜の中でもダントツとされています。
ケールはアブラナ科アブラナ属に属しており、キャベツやブロッコリーの原種です。
ケールはギリシャ・ローマ時代にケルト人が栽培していたことからケールと呼ばれたといわれています。
またケールは、β-カロテンやルテイン、ビタミンC、カルシウム、食物繊維などを豊富に含むことから「緑黄色野菜の王様」と呼ばれている野菜です。
特にβ-カロテンは、トマトの5倍、カルシウムは牛乳の2倍も多く含まれています。
独自の香りと強い苦味を持っており、青汁の原料にも使用されています。
目次
ケールの育毛に対する効果・効能・メリット
ケールに含まれる栄養素には育毛に影響を与えるとされる栄養素が含まれています。
髪の毛の薄毛や抜け毛は体の中のあらゆる機能が低下し、衰えていくことが原因の一つとされています。
ケールに含まれるβ-カロテンの抗酸化作用は体内の機能を老化から守るだけではなく育毛にも良い影響を与えてくれます。
抗酸化作用で、頭皮の毛母細胞が活性化することで髪の毛の生成を促してくれます。
また、ケールにはビタミンCも豊富に含まれており、ビタミンCを摂取することで、髪の毛の育毛に良いとされるコラーゲンを生み出す働きをサポートし、ビタミンCとクエン酸を合わせて摂取することで、髪の毛の成長に必要な栄養素の一つである亜鉛の吸収率を高めることをサポートしてくれます。
さらに、ビタミンEがもつ、血管拡張作用は、髪の毛の成長に必要な栄養素や酸素を頭皮の毛細血管にスムーズに送り届けやすくする働きがあると言われています。
また、育毛に適した健康な頭皮環境を保ちやすくしてくれます。
そのほかにもケールに含まれる亜鉛は髪の毛の生成に必要な役割をする栄養素の一つであり、育毛をする上で重要な役割をしてくれます。
ケールのその他の体にもたらす素晴らしい効果
ケールに含まれているβ-カロテンが体内でビタミンAに代わり、ロドプシンの生成を促し、夜盲症や眼精疲労を予防するといわれています。
β-カロテンは体内で必要な分だけビタミンAに変換されます。
ビタミンAには粘膜や皮膚を正常に保つ働きがあります。
β-カロテン、ビタミンC、ビタミンEは、総合的に作用し、活性酸素による過酸化脂質の発生を抑制し、老化や病気を防ぎ、活性酸素によって傷ついた細胞の回復を早める働きをします。
関連して、アブラナ科の野菜を豊富に摂取している人は、肺がん、胃がん、直腸がん、などを発症するリスクが低いという確認もされています。
また、ケールには快適な睡眠に導くホルモンであるメラトニンが含まれています。
メラトニンによって睡眠が促され、体のリズムが整えられ、不眠症改善に効果があるとされています。
ケールには、ビタミンCが含まれるため、ストレスを和らげる効果も期待されています。
カルシウムも豊富に含まれているため、髪経の苛立ちを抑え、精髪を安定させる働きがあります。
また、ビタミンEが豊富に含まれているケールを摂取することで新陳代謝が活発になり、肌の生まれ変わりが促進され美肌効果が期待されます。
さらに便通を整える整腸作用の働きをする植物繊維も豊富に含まれています。
ケールを摂取する際の注意点
ケールは体にとってとてもいい効果をもたらしますが、市販の青汁製品の摂取しゃに便秘や軟便などの体調不良が起こったとの報告もあります。
もし、胃腸の不調が起こったら、一旦使用を注視して様子を見るのがよいと思われます。
まとめ
ケールは育毛をするための栄養素を豊富に含んでいる食材です。
ケールに含まれる抗酸化作用で、毛母細胞を活性化し、ビタミンCでコラーゲンを作り出す働きをサポートしさらに、血管を拡張し、髪の毛に必要な栄養素を送り届けてくれ、育毛に効果的な食材といえます。
青汁にも使われる食材なので、健康な体づくりをするがてら、ついでに育毛としても毎日の食事に取り入れてはいかがでしょうか。
それでは!
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