「きび」というと、穀物で、最近は健康食品として、ご飯に混ぜたりして食べる方も増えています。
きびにはビタミンB1、ビタミンB6、亜鉛、ナイアシンが豊富に含まれており、黄色い色素はポリフェノールで抗酸化性に優れています。
きびの栄養価が豊富なため健康を気にしている方で毎日の食事でご飯に入れて食べている方も多いです。
このきびには育毛効果があり、男性ホルモンの活性を押さえる効果があり、豊富に含まれているミネラルで髪の毛を生やすと言われています。
今回は、きびの育毛効果について紹介します。
目次
きびを食べて薄毛と抜け毛対策!男性ホルモンの活性を押さえ、豊富なミネラルで髪の毛を増やす!
この「きび」ですが、スイスでは200年以上昔から、「黄金キビ」というものが使われており、この「黄金キビ」を絞ったものを薬として飲む習慣があります。
この黄金キビをとると出産後の女性の弱った髪の毛にツヤとハリが戻り、1本1本の髪の毛が太く強くなると言われています。
この効果については、近年科学的な面からも実証されており、この効果は「植物性ステロイド」という成分の働きによるものと言われています。
「きび」に含まれる「植物性ステロイド」とは
人の体内にあるステロイドは、副腎から分泌されているホルモンの一つです。
協力は抗炎症効果と免疫向上効果を持っており、ストレスなどで調子が悪くなった体を元に戻す作用を持っています。
「植物性ステロイド」は人間のステロイドと同じような作用をもちます。
有名なものでは大豆イソフラボンなどがあります。
大豆イソフラボンに関しての記事は以下を参考にしてください。
「きび」に含まれる育毛効果とは
植物性ステロイドが含まれ「黄金キビ」は、男性ホルモンの「テストステロン」を抑制できる働きがあります。
テストステロンには毛根にある毛母細胞の働きを抑えてしまう作用があり、これが原因で抜け毛や薄毛、または髪のコシやツヤなどの髪のトラブルが起きやすくなってしまいます。
黄金キビの植物性ステロイドがテストステロンの働きを押さえることにより、毛母細胞が活性化し、髪に栄養が行き届きやすくなります。
「黄金キビ」は白髪の改善効果も
黄金キビの植物性ステロイドには、メラニン色素を合成する働きもあります。
メラニンは髪を黒くする成分ですので、白髪の回復・改善に効果があると言われています。
黄金キビには髪の毛の育毛に良いミネラルを多く含んでいる
黄金キビには髪に良いとされている銅や鉄などの多くのミネラルがバランスよく含まれています。
そのほかにも細胞膜の形成に欠かせないリノール酸などの成分も含まれており、この細胞膜は栄養を取り入れて毒素を輩出するなどの重要な役割を持っています。
もちろん、毛母細胞にも細胞膜は含まれており、黄金キビの働きによって毛母細胞膜が修復されることで髪の健康も取り戻せます。
まとめ
この黄金キビですが、穀物としては日本に入ってきていません。
サプリメントとして摂取するのが一般的となっています。
植物性ステロイドは動物性ステロイドと比べて作用が穏やかなので副作用の心配もないです。
ただし、摂取するのも継続することが大切なので、少なくとも1ヶ月は使い続けて効果が出るのかを確認しましょうね!
それでは!
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