チアシードにはミネラルやタンパク質など豊富に栄養素が含まれれており、そのタンパク質の中でも育毛に良いとされる亜鉛も含まれており、薄毛や抜け毛などのAGAの原因であるDHTが作られる元となる5αリダクターゼの抑制に効果があります。
また、この他にオメガ3脂肪酸があり、これも育毛に良い効果を発揮してくれます。
オメガ3脂肪酸には血流をよくする効果があり、血行をよくすることにより、頭皮に必要な栄養素を住むずに頭皮に送り届け、髪の毛を成長させるサポートをしてくれます。
チアシードは古代アステカ時代からら伝わる栄養補助食品です。
中央アメリカ原産のシソ科ミント系サルビア属の一年草で、白色または紫色の小さな花をつけています。
種子であるチアシードは直径約1mm、黒または灰色の卵形で、見た目はごまが小さくなった感じです。
成分としては、タンパク質、脂質、炭水化物、食物繊維、カルシウム、マグネシウム、鉄などを含んでいます。
脂質の内訳は60%がα-リノレン酸、20%がリノール酸となり、栄養バランスの良さゆえに、栄養補助食品として米国食品医薬品局（FDA）の認定を取得しています。
摂取方法は単純に水もしくはジュースに少量を混ぜて飲むだけで良いので、調理の手間がかからず非常に簡単で便利です。
水分を吸収するとタピオカのようにゼラチン状に変化し、ほぼ味はないですが、様々な食べ物との組み合わせで栄養をバランスよく摂取できるところが特徴です。
今回のチアシードと育毛の関係について紹介します。
目次
チアシードの育毛に対する効果・効能・メリット
チアシードには育毛に効果的な栄養素が多く含まれています。
さらに一番知られていることで、腸内環境を整える効果があります。
腸内環境が整うことで、悪玉菌がへり、善玉菌を増やすことにより、健康な体を取り戻してくれます。
さらに女性ホルモンに似ている成分でエクオールという成分が増え、AGA（薄毛・抜け毛）の原因となるジヒドロテストステロンの生成を防ぐと考えられています。
また、上記で述べたように、育毛に良いとされているタンパク質（亜鉛）、ビタミン、ミネラルなどをバランスよく摂取でき、オメガ3脂肪酸により、血流の流れをよくすることにより、より髪の毛に良いとされる栄養素をスムーズに送り届けることができます。
少量を食べるだけのチアシードですが、メリットが多く他の食事と組み合わせて食事で取ることにより、育毛の向上をサポートしてくれます。
※チアシードのみで、育毛に関する十分な栄養は取れません。
必ず、他の食事と一緒にバランスよく摂取しましょう。
チアシードは食物繊維を多く含み、便秘に有効であり、腸内環境を改善してくれる
チアシードは食物繊維を多く含むので、便秘に対して有効的です。
さらにチアシードは水を含むと約15倍程度膨らむため、少量でも満腹感があり、腹持ちがよく、ダイエットにも最適です。
また、α-リノレン酸の含有量は、自然界の食品の中でもトップクラスで必要摂取量は、チアシード1日大さじ１杯と言われています。
太り気味、肥満の成人を対象とした比較試験において、チアシードを２ヶ月間摂取させたところ、インスリンなどの数値が下がったとの報告が確認されています。
太り気味や肥満の方は毎日チアシードを摂取し満腹感を得ることでいつもより食べ物の摂取量を抑えるのでダイエットに最適です。
チアシードを摂取する際の注意点
チアシードを摂取する際、胃腸疾患、または低血圧の患者による摂取は危険性があると言われています。
シソ科の植物、ごまやカラシナ種子にアレルギーのある人は、危険性が高いので、摂取を控えた方がいいです。
また、チアシードはワルファリンなどの抗凝固作用をもつ医薬品の作用に対し、影響を与える可能性があるので注意が必要です。
まとめ
チアシードは単体で育毛に効果のある栄養素を多く含んでいるわけではありません。
必ず、他の食事と一緒にバランスよく摂取するようにしましょう。
チアシードの育毛への効果を以下でまとめます。
たんぱく質（亜鉛）、ビタミン、ミネラルなど髪の毛の成長に必要な栄養素をバランスよく摂取できる
チアシードに含まれているオメガ3脂肪酸の作用により、血流をよくし髪の毛に必要な栄養素をスムーズに送り届ける
腸内環境を整えることにより、AGA（薄毛・抜け毛） の原因となるジヒドロテストステロンの生成を抑制する
チアシードは育毛だけでなく、腸内環境を改善する作用もあるので、健康を維持しながら育毛をしたい方におすすめです。
ぜひ、参考にしてくださいね。
それでは！
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